矯正 / 装置
矯正装置の種類と、つけた最初の痛み。学会の説明と、うちは奥歯がワイヤー、前歯がマウスピース
矯正の装置にはどんな種類があるのか、つけた最初の痛みはいつまで続くのか。日本矯正歯科学会の説明を、うちの娘の装置と分けて書きます。
うちの娘の装置(体験)
娘は、奥歯と前歯で、違う装置を使いました。奥歯は、取り外せない、やや特殊なワイヤーの装置でした。前歯は、取り外せるマウスピースでした。装置をつけていた期間は8か月、通院は月に1回でした。
装置が二種類だったのは、娘が、前歯だけでなく、奥歯にも異常があったからです。歯の状態は人によって違うので、ほかのお子さんが同じ装置になるとは限りません。装置は、歯科医師が、その子の歯の状態を見て決めます。
矯正中のマウスピースは、歯科の先生には「日中もつけるように」と言われていました。でも、実際には、家にいるときしかつけませんでした。コロナの時期で、家にいることが多かったからです。つける時間が少なかったので、治療は長引きました。装置のつけ方は、先生の指示を確認してください。
装置の種類(学会)
- 矯正歯科医は、患者の要望を聞いたうえで、その患者の治療に最も適した効果的な装置を、第一に候補に挙げます。
- 見えにくい装置といっても、患者と先生の間には意識のズレもあり、患者が満足されない場合もあります。
- 近年は、取り外しができて透明な装置もありますが、治療に限界があることも多いようです。
学会は、一度、矯正歯科の医院や病院で矯正相談を受けて、自分につける可能性のある装置を、実際に見てもらうのが最も良い方法、と書いています。
つけた最初の痛みは?(学会)
歯の表面につけるマルチブラケット装置を入れて、歯を動かし始めると、歯が周りの歯ぐきや骨を圧迫したり、装置が唇や頬の裏側に擦れたりして、痛みが出ます。
- 痛みの程度や続く期間には個人差があります。
- 子どもでは3日間程度、成人では1週間程度、痛みが続きます。そのあと、痛みは徐々に軽くなり、食事もできるようになります。
- 通院のたびに装置を調節するので、再び痛みが出ますが、その間隔は短くなり、軽くなってきます。
- 我慢できないほど痛いときは、歯が少し強く圧迫しているのかもしれません。早めに先生に相談してください。
このページは、学会の説明のまとめです。うちの娘が、装置をつけた最初に、どれくらい痛がったかは、書いていません。
食事のこと(学会)
装置を入れた子どもが痛くて食事ができない、という相談に、学会は次のように答えています。
- 装置を入れた当初は、痛みが続きます。そのあと、痛みは徐々に軽くなり、軟らかい食べ物から食べられるようになります。
- 歯が動いて揺れているので、当分の間、繊維の多い野菜や肉を噛むときに痛みが出て、噛み切れないこともあります。
- よほど硬い食べ物は別にして、じきに通常の食事ができるようになると考えられます。
歯磨きのこと(学会)
装置が入ると、十分に歯磨きをするのが、かなり難しくなります。次のことを、学会は勧めています。
- 三度の食事のあとは、必ず歯磨きをする。
- 粘着性のある食べ物は、できるだけ避ける。
- 外食のときは歯ブラシを持っていく。磨けないときは、せめてうがいをする。
くわしくは、学会のQ&A(F-3)をご覧ください。
このページを読むときの注意
装置の選び方や、痛みの個別の判断を示すものではありません。気になることは、通っている歯科医院にご相談ください。