矯正 / かみ合わせ
前歯のかみ合わせが逆。受け口(反対咬合)とは?学会の説明と、うちの娘の場合
娘は、前歯と下の歯のかみ合わせが軽く逆でした。うちは受け口というほどではないと感じましたが、受け口(反対咬合)とは何か、治療はどれくらいかかるのか。日本矯正歯科学会の説明と、うちの場合を分けて書きます。
うちの娘のかみ合わせ(体験)
娘は、前歯と下の歯のかみ合わせが軽く逆でした。先生には、前歯の反対咬合と言われました。私の感覚では、受け口というほどではなく、前歯が軽く逆という状態でした。奥歯にも異常があり、普通の歯医者さんにも「矯正した方がいい」と言われました。
16歳で矯正を始めました。装置は、奥歯が取り外せないワイヤーの装置、前歯が取り外せるマウスピース。前歯だけでなく奥歯にも異常があったので、装置が二種類でした。歯の状態は人によって違います。装置をつけていた期間は8か月、総額は約35万円でした(母の記憶で、含まれる費目は確認できていません)。
受け口(反対咬合)とは(日本矯正歯科学会)
日本矯正歯科学会のページでは、受け口(反対咬合)は、下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせ、と説明されています。
- 原因は、上下の前歯の傾きに問題がある場合と、下のアゴが大きすぎる、または上のアゴが小さすぎる場合とがあります。
- アゴの大きさに問題がある場合は、アゴの骨の成長によって変化するので、成長のメドがたつまで長く追いかけていかなければならない、とされています。
- うまく噛めないだけでなく、聞き取りにくい話し方になることが多い、とも書かれています。
不正咬合を放っておくと(学会)
かみ合わせが合わない状態(不正咬合)をそのままにしておくと、次のような問題が出てくる、と学会は説明しています。
- 食べ物がよく噛めない
- 歯槽膿漏になりやすい
- 口臭の原因になる
- アゴの関節に負担をかける
治療の期間(学会)
- 通常の不正咬合:装置を入れておく期間は、2〜3年程度
- 簡単な治療で改善する場合:半年程度で済むこともある
- 受け口など顎に問題がある場合:はるかに長い期間に及ぶ場合もある
うちの娘の装置の期間は、8か月でした。取り外せるマウスピースをつける時間が少なかったので、長引きました。かみ合わせの状態や治療の方法で期間は変わると学会も説明しているので、うちの経過を、ほかのお子さんの目安にはできません。
手術が必要になる場合もある(学会)
学会は、矯正歯科が必要な不正咬合の例として、「手術が必要な顎変形症」も挙げています。顎変形症で、顎の骨を切る手術が必要な場合は、手術の前後の矯正が保険の対象になります。くわしくは、矯正は保険がきく?に書きました。
医院を選ぶとき(学会)
学会は、料金が安い、近所というだけで、安易に矯正歯科医院を選ばないよう注意が必要としています。矯正歯科を掲げる医院で矯正相談を受け、十分な説明を受けてから検討すること。不安なときは、料金はかかるが、ほかの医院でもう一度矯正相談を受けるのも一つの方法、と書いています。
このページを読むときの注意
治療の個別の判断を示すものではありません。お子さんのかみ合わせや治療のことは、歯科医師にご相談ください。